小学校低学年だった頃、初めて父の日を知った私は父に何かプレゼントしようと思いました。母の日はなぜかもっと幼かった頃から知っていましたが、父の日のことは小学生になるまで知らなかったのです。
そのため父にプレゼントを渡したことがなかったので一体何にしようか迷いました。
似顔絵や手紙は母にプレゼントしていたので、父には違うものを渡そうと思っていました。
その頃の父はときどき私を近所の古本屋さんに連れて行ってくれていて、毎回1冊本を買ってくれていたのです。その時に父も自分で必ず1冊何か買っていたことを思い出し、「お父さんは本が好きだから本をあげよう」と決めました。
古本屋さんの本1冊なら小学生のお小遣いでも買えます。
私は500円玉を握りしめてわくわくしながら古本屋さんに向かいました。
平日の夕方で父は職場にいる時間帯だったので父に見つかるはずはありませんが、「お父さんをびっくりさせたいから、買ってるところを見られないように気を付けなくちゃ!」とドキドキしたのを覚えています。
そのとき私が選んだ本を父は今でも本棚に入れて大切にしてくれています。しかし、数年後トランクルーム 東京を借りて、そちらに本をまとめてしまっていると聞いた時はちょっとガックリきましたけど(-_-;)